総楽観が天井、総悲観は底

総楽観が天井なら、総悲観は底

兜町東証アローズ

古い話になりますが、1989年のバブル時には、日経平均株価は5万円になると騒がれていました。100万円で買える株は、100株から買える電力株などわずかしかなく、東京電力の株価も10,000円に迫っていました。

このような状況の中、多くの一般投資家は買う株がなくなるとの感覚に陥り、結果として、割高な株を買ってしまいました。日経平均は1989年12月29日に最高値38,957円を付けましたが、1990年の年明けから急落していきました。このときは、多くの投資家がまだバブルがはじけたとは思っていませんでした。

逆に、リーマンショック時の2008年10月28日には、日経平均株価が一時7,000円も割り込み、その後株価はしばらく安値圏で低迷、翌2009年3月10日には、終値で7,054円とバブル期以降の最安値を付けてしまいました。

このときは、優良株を中心にPBRが1倍割れの銘柄が続出するなど、まだまだ株安が続きそうな相場環境でした。しかし、結局ここが底になり、日経平均株価はこの年の夏に1万円を回復しました。

値を崩した銘柄は、底値を確認して、上昇し始めるまで、投資しないほうが賢明です。先回りして下落過程で買うと、思わぬ損失を出す場合もあります。

教訓に「総楽観が天井なら、総悲観は底」があるように、特に総悲観のときに、買いのチャンスとなります。

半年後に、2番底を付けることがあるので、慌てて買わないことです。チャートで買いのシグナル が出るまで待ってからでも遅くはありません。

好財務銘柄に投資

買う前には、必ず自己資本比率と流動比率の二つの指標を調べてみてください。

自己資本比率50%以上

自己資本比率は、一般的には、50%以上が望ましいそうです。50%以上あれば、優良銘柄の目安にします。

流動比率150%以上

さらに、流動比率が150%以上あれば、優良銘柄とします。

すぐ分かる!自己資本比率・流動比率

各個別銘柄への投資判断は、財務内容や業績などをよく調べて、皆様自身の自己責任でトレードしてください。