ROE(Return on Equity:自己資本利益率)は、式から分かるように、自己資本に対する当期純利益(当期税引き後利益)の割合を示す指標です。この数値が高ければ経営効率がよいことを示しています。
自己資本とは、株主資本(資本金+資本準備金+利益準備金+その他剰余金)と、評価・換算差額等(その他有価証券差額金+繰延ヘッジ損益)の合計を指します。
借入金(他人資本)が多い場合、数値が高くなる欠点があるため、それを補うために、借入金を含めた総資本を分母に使ったROAがあります。
売買目的の有価証券、満期保有目的の債権、子会社株式及び関連会社以外の有価証券の期末における評価損益です。
決算時点で、リスクヘッジ取引で一方のみ損益が確定した場合に計上する損益。後日もう一方の損益が確定したら、その損益と相殺して、リスクヘッジ取引の損益が確定します。ヘッジした取引がすべて完了するまで、真の損益が分からないので、この科目で処理しておきます。
利益を上げるためには、自己資本の他に、金融機関や投資家から借金をして、経営を行っています。同じ利益を上げた時は、自己資本が少ないほうが、ROE値が高くなります。言い換えると、負債(他人資本)が多ければ、ROE値が高くなるので、この点は注意が必要です。自己資本比率が高く、なおかつROEが高い銘柄を投資対象にすべきです。
の式でも求めることができます。
また、ROE × PER = PBR の式が成り立ちます。