森を見て買うETF

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ETF(Exchange Traded Fund)は、個別銘柄と違い木を見ず森を見る感覚で、相場の流れに乗った投資のできること、そしてなにより倒産のないことが一番のメリットです。

さらに1万円未満の少額から取引ができることも大きな魅力です。

出来高が多い銘柄に投資

最近は銘柄数も多くなったので、投資対象が広がったのは良いのですが、注意すべき点がひとつあります。それは、出来高が多い銘柄に投資することです。出来高が極端に少ない銘柄は、上場廃止の心配があるからです。成行注文でもだいたい希望の価格で取引が成立します。

たくさんある銘柄の中で、比較的出来高が多い銘柄は表のとおりです。

コード・銘柄名 市場 売買単位 決算日
1306 TOPIX連動型 東証 100株 7月10日
1321 日経225連動型 大証 10株 7月8日
1330 上場インデックス225 東証 10株 7月8日
1615 東証銀行業連動型 東証 100株 7月15日

取引の売買単位は銘柄ごとに異なり、10口や100口などがあり、おおよそ1万円前後から購入することができます。取引単位は口数ですが、1口=1株と同じです。

ETFには、市場価格と基準価額の2つの価額がありますが、個人投資家は、証券取引所で売買しますので、取引価格は、証券取引所での市場価格になります。

基準価格は、大口投資家が市場外で取引する価格です。もし市場価格が基準価額より安かったら、市場でETFを買い、それを投信会社に持ち込んで基準価額で解約して、差益を得ることができます。

出来高があまりにも少ないと、上場廃止になることがあります。その場合、個人投資家の株(証券)は「買取請求」となり、買取申込み受付日の基準価格の取引になります。

株式の配当金に相当する分配金は、信託財産の受取配当金等から信託報酬・事務費用等の経費を控除した金額が、持分に応じて決算日に受け取ることができます。多くの上場銘柄が3月末日決算のため、期末配当金が支払われるの7月上旬に合わせて、ETFの決算日は7月10日前後に設定されています。分配金の支払いは、通常決算日から40日以内になっています。

ETFは低利回りなので、分配金(配当金)目的で保有する銘柄ではありません。分配金や配当金目的なら、もっと高配当利回りの銘柄をお勧めします。10万円で買える割安株などを参考にして、割安な優良株を見つけてください。

ETFの費用

【売買手数料】ETFも株式と同様に手数料がかかるので、売買手数料が安い ネット証券 がおすすめです。

【信託報酬】株式と違うのが、運用、管理にかかる費用がかかることです。これらの費用は売買毎に支払われず、信託財産から運用会社・受託銀行・証券会社などに支払われます。つまり、その分信託財産が減り、これらの費用は購入者が負担するコストになります。しかし、信託報酬は、インデックスファンド等の投資信託に比べて、低く抑えられる仕組みになっているので、この点は有利になっています。

費用比較 上場株式 ETF インデックスファンド
手数料等 売買手数料 売買手数料 販売手数料
信託報酬(約0.2%)  信託報酬(0.6%程度)



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